📐 高校数学マスター演習

数学B 公式集

数列・統計的な推測の公式をやさしく解説しているよ!📝 具体例つきだから、イメージしやすいはず!

1. 数列

数列は「ある規則で並んだ数の列」だよ!ルールを見つけて公式に当てはめるのがポイント⚡

🔑 等差数列(同じ数ずつ増える数列)

初項 a1a_1(最初の数)と公差 dd(毎回足す数)で決まるよ!

💡 たとえば初項2, 公差3の等差数列 → 2, 5, 8, 11, 14, ... 毎回3ずつ増えてるね!

一般項(n番目の数を求める式):

an=a1+(n1)da_n = a_1 + (n-1)d

📝 上の例だと、5番目の数 = 2 + (5-1)×3 = 2 + 12 = 14 で合ってるね!

和の公式(最初からn個の合計):

Sn=n(a1+an)2=n{2a1+(n1)d}2S_n = \frac{n(a_1 + a_n)}{2} = \frac{n\{2a_1 + (n-1)d\}}{2}

💡 覚え方のコツ:「(最初+最後)× 個数 ÷ 2」だよ! 2+5+8+11+14 = (2+14)×5÷2 = 40

🔑 等比数列(同じ数を掛けていく数列)

初項 a1a_1 と公比 rr(毎回掛ける数)で決まるよ!

💡 たとえば初項3, 公比2の等比数列 → 3, 6, 12, 24, 48, ... 毎回2倍だね!

一般項:

an=a1rn1a_n = a_1 \cdot r^{n-1}

📝 上の例だと、4番目の数 = 3 × 23 = 3 × 8 = 24 だよ!

和の公式:

Sn=a1(1rn)1r(r1)S_n = \frac{a_1(1 - r^n)}{1 - r} \quad (r \neq 1)

⚡ ここが大事! r=1r = 1 のときはこの公式使えないよ。そのときは全部同じ数だから Sn=na1S_n = n \cdot a_1 でOK!

🔑 Σ(シグマ)公式

Σは「全部足し算するよ」という記号だよ!計算を楽にしてくれる便利な公式集だ⚡

💡 k=1nk\sum_{k=1}^{n} k は「1+2+3+...+n」という意味。Σの下が開始、上が終了だよ!

定数の和(cをn回足すだけ):

k=1nc=cn\sum_{k=1}^{n} c = cn

1からnまでの和:

k=1nk=n(n+1)2\sum_{k=1}^{n} k = \frac{n(n+1)}{2}

📝 n=10 なら 1+2+...+10 = 10×11÷2 = 55 だよ!

2乗の和:

k=1nk2=n(n+1)(2n+1)6\sum_{k=1}^{n} k^2 = \frac{n(n+1)(2n+1)}{6}

📝 n=3 なら 1²+2²+3² = 1+4+9 = 14。公式だと 3×4×7÷6 = 14 で一致!

3乗の和:

k=1nk3={n(n+1)2}2\sum_{k=1}^{n} k^3 = \left\{\frac{n(n+1)}{2}\right\}^2

💡 覚え方のコツ:3乗の和 =(1からnの和)の2乗 なんだよ!すごくない?

等比数列の和(Σ版):

k=1nark1=a(1rn)1r(r1)\sum_{k=1}^{n} ar^{k-1} = \frac{a(1 - r^n)}{1 - r} \quad (r \neq 1)

🔑 無限等比級数(永遠に足し続けたら?)

公比の絶対値が1より小さい(r<1|r| < 1)とき、無限に足しても値が決まるよ!

k=0ark=a1r(r<1)\sum_{k=0}^{\infty} ar^k = \frac{a}{1 - r} \quad (|r| < 1)

📝 a=1, r=1/2 なら 1 + 1/2 + 1/4 + 1/8 + ... = 1/(1-1/2) = 2 に収束するよ!

⚡ ここが大事! |r| ≧ 1 だと発散(値が決まらない)するから、この公式は使えないよ!

🔑 階差数列(隣との差に注目!)

数列 {an}\{a_n\} の「隣どうしの差」を並べたものが階差数列 {bn}\{b_n\} だよ!

💡 数列 1, 2, 4, 7, 11, ... の隣との差は → 1, 2, 3, 4, ... これが階差数列!差が等差数列になってるね

階差の定義:

bn=an+1anb_n = a_{n+1} - a_n

元の数列を階差から求める(n ≧ 2 のとき):

an=a1+k=1n1bk(n2)a_n = a_1 + \sum_{k=1}^{n-1} b_k \quad (n \geq 2)

⚡ ここが大事! n=1 のときは公式が使えないから、必ず別で確認してね!

🔑 漸化式の基本パターン

漸化式は「次の項を前の項から作るルール」だよ。パターンを見分けるのがコツ!

パターン1:等比型an+1=pana_{n+1} = p\,a_n

an=a1pn1a_n = a_1 \cdot p^{n-1}

💡 毎回p倍するだけだから、そのまま等比数列だね! a₁=2, p=3 なら → 2, 6, 18, 54, ...

パターン2:特性方程式型an+1=pan+qa_{n+1} = p\,a_n + q

まず「特性方程式」で α\alpha を求めるよ:

α=pα+q    α=q1p\alpha = p\alpha + q \implies \alpha = \frac{q}{1-p}

すると an+1α=p(anα)a_{n+1} - \alpha = p(a_n - \alpha) と変形できて、{anα}\{a_n - \alpha\} が等比数列になるよ!

📝 例:a₁=1, aₙ₊₁ = 2aₙ + 3 → α = 3/(1-2) = -3。aₙ - (-3) = aₙ + 3 が公比2の等比数列!

パターン3:階差利用型an+1=pan+f(n)a_{n+1} = p\,a_n + f(n)

両辺を pn+1p^{n+1} で割って、bn=anpnb_n = \dfrac{a_n}{p^n} とおくと階差数列に持ち込めるよ!

💡 覚え方のコツ:漸化式は「①等比型? ②特性方程式型? ③階差利用型?」の順番でチェックしよう!

🔑 数学的帰納法(ドミノ倒しの証明法!)

自然数 nn に関する命題 P(n)P(n) を証明するための方法だよ。

💡 ドミノ倒しをイメージしよう!「1枚目が倒れる」+「k枚目が倒れたらk+1枚目も倒れる」→ 全部倒れる!

  1. 基底段階:n=1n = 1 のとき P(1)P(1) が成り立つことを示す(1枚目のドミノを倒す)
  2. 帰納段階:n=kn = k のとき P(k)P(k) が成り立つと仮定して、n=k+1n = k+1 のとき P(k+1)P(k+1) が成り立つことを示す(次のドミノが倒れることを示す)

(1)(2) より、すべての自然数 nn について P(n)P(n) が成り立つ。

⚡ ここが大事! 帰納段階では「P(k)が成り立つと仮定」するのがポイント。この仮定を使わないと証明にならないよ!

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2. 統計的な推測

「データからもとの集団の性質を推測する」のが統計だよ!サイコロやアンケートをイメージしてね📝

🔑 確率変数の期待値・分散・標準偏差

期待値は「平均的にどのくらいの値になるか」、分散は「どれくらいバラつくか」を表すよ!

💡 サイコロの出目の期待値 = (1+2+3+4+5+6)×1/6 = 3.5。これが「平均的に出る値」だね!

期待値(平均値のこと):

E(X)=ixipiE(X) = \sum_{i} x_i \, p_i

分散(バラつきの大きさ):

V(X)=E(X2){E(X)}2V(X) = E(X^2) - \{E(X)\}^2

💡 覚え方のコツ:「2乗の期待値 − 期待値の2乗」だよ!順番を間違えないでね

標準偏差(分散の平方根):

σ(X)=V(X)\sigma(X) = \sqrt{V(X)}

🔑 期待値・分散の性質(線形変換)

Xを a倍して b を足した aX+baX + b の期待値と分散はこうなるよ:

E(aX+b)=aE(X)+bE(aX + b) = aE(X) + b
V(aX+b)=a2V(X)V(aX + b) = a^2 V(X)

⚡ ここが大事! 期待値は a倍して b を足すけど、分散は a² 倍だけ!(bは消える)バラつきに足し算は関係ないんだよ

独立な確率変数 X,YX, Y の和について:

E(X+Y)=E(X)+E(Y)E(X + Y) = E(X) + E(Y)
V(X+Y)=V(X)+V(Y)(X,Y が独立)V(X + Y) = V(X) + V(Y) \quad (X, Y \text{ が独立})

💡 期待値の和はいつでも成り立つけど、分散の和は「独立」のときだけ!ここ試験で狙われるよ!

🔑 二項分布(成功/失敗の繰り返し)

確率 pp の試行を nn 回行うとき、成功回数 XX は二項分布 B(n,p)B(n, p) に従うよ!

💡 コイン投げが一番わかりやすい! 表が出る確率1/2のコインを10回投げて、表がk回出る確率が二項分布だよ

確率の公式:

P(X=k)=(nk)pk(1p)nkP(X = k) = \binom{n}{k} p^k (1-p)^{n-k}

期待値と分散:

E(X)=np,V(X)=np(1p)E(X) = np, \quad V(X) = np(1-p)

📝 コインを10回投げるなら E(X) = 10×1/2 = 5(平均5回表)、V(X) = 10×1/2×1/2 = 2.5 だよ!

🔑 正規分布(あの有名な釣鐘型のグラフ!)

確率変数 XX が正規分布 N(μ,σ2)N(\mu, \sigma^2) に従うとき、確率密度関数は:

f(x)=12πσexp ⁣((xμ)22σ2)f(x) = \frac{1}{\sqrt{2\pi}\,\sigma} \exp\!\left(-\frac{(x - \mu)^2}{2\sigma^2}\right)

💡 μ(ミュー)が山の中心、σ(シグマ)が山の幅を決めるよ。σが小さいと細くて背が高い山、σが大きいと広くて低い山になるよ!

🔑 標準化(基準をそろえる変換)

XN(μ,σ2)X \sim N(\mu, \sigma^2) のとき、次の変換で標準正規分布 N(0,1)N(0, 1) に変えられるよ:

Z=XμσN(0,1)Z = \frac{X - \mu}{\sigma} \sim N(0, 1)

💡 覚え方のコツ:「平均を引いて、標準偏差で割る」だけ!偏差値の計算と同じ考え方だよ

📝 テストの点数が N(60, 10²) に従うとき、80点の標準化 → Z = (80-60)/10 = 2。正規分布表で確率が読めるね!

🔑 中心極限定理(統計のスゴイ定理!)

母平均 μ\mu、母分散 σ2\sigma^2 の母集団から大きさ nn の標本をとるとき、nが十分大きければ標本平均 Xˉ\bar{X} は近似的に正規分布に従うよ:

XˉN ⁣(μ,  σ2n)\bar{X} \approx N\!\left(\mu,\; \frac{\sigma^2}{n}\right)

⚡ ここが大事! 元の分布がどんな形でも、たくさんデータを取れば平均は正規分布に近づくんだよ!これが統計の基盤!

💡 nが大きくなると分散 σ²/n は小さくなる → 標本平均はμの近くに集まるよ!

🔑 母平均の信頼区間(本当の平均はこの範囲にあるはず!)

母分散 σ2\sigma^2 が既知のとき、信頼度 (1α)(1 - \alpha) の信頼区間:

xˉzα/2σnμxˉ+zα/2σn\bar{x} - z_{\alpha/2} \cdot \frac{\sigma}{\sqrt{n}} \leq \mu \leq \bar{x} + z_{\alpha/2} \cdot \frac{\sigma}{\sqrt{n}}

💡 覚え方のコツ:「標本平均 ± z × 標準偏差/√n」だよ!± の幅が信頼区間の広さを決める

よく使う値:信頼度 95% → z0.025=1.96z_{0.025} = 1.96、信頼度 99% → z0.005=2.576z_{0.005} = 2.576

📝 標本平均50, σ=10, n=100, 95%信頼区間 → 50 ± 1.96×10/√100 = 50 ± 1.96 → [48.04, 51.96] だよ!

🔑 母比率の信頼区間(本当の割合はどのくらい?)

標本比率 p^\hat{p}、標本の大きさ nn のとき、母比率 pp の信頼区間:

p^zα/2p^(1p^)npp^+zα/2p^(1p^)n\hat{p} - z_{\alpha/2} \sqrt{\frac{\hat{p}(1 - \hat{p})}{n}} \leq p \leq \hat{p} + z_{\alpha/2} \sqrt{\frac{\hat{p}(1 - \hat{p})}{n}}

💡 覚え方のコツ:母平均の信頼区間とほぼ同じ形! σ/√n の部分が √(p̂(1-p̂)/n) に変わっただけだよ

📝 400人中240人が賛成(p̂=0.6)、95%信頼区間 → 0.6 ± 1.96×√(0.6×0.4/400) = 0.6 ± 0.048 → [0.552, 0.648]

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