📐 高校数学マスター演習

整数の性質

広告スペース (728×90)

1. 素因数分解

整数を素数のかけ算で表すこと。整数問題の基本中の基本!

🔑 やり方

小さい素数(2, 3, 5, 7, ...)で順番に割っていくだけ!

6023021535÷2÷2÷3

💡 素数とは? 1より大きい整数で、1とその数自身でしか割れない数。
2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23, 29, ... ← これらが素数!

2. 最大公約数と最小公倍数

素因数分解すれば、最大公約数(GCD)と最小公倍数(LCM)は簡単に求まる!

🔑 求め方

  • 最大公約数: 共通する素因数の小さい方の指数をとる
  • 最小公倍数: すべての素因数の大きい方の指数をとる

📝 : 12 = 2²×3, 18 = 2×3²
GCD: 2¹×3¹ = 6(小さい方をとる)
LCM: 2²×3² = 36(大きい方をとる)

🔑 便利な関係式

gcd(a,b)×lcm(a,b)=a×b\gcd(a,b) \times \text{lcm}(a,b) = a \times b

GCD × LCM = 元の2つの数の積

3. ユークリッドの互除法

大きい数のGCDを素因数分解なしで求める方法。
「割り算の余りでどんどん置き換えていく」だけ!

🔑 原理

a=bq+rgcd(a,b)=gcd(b,r)a = bq + r \Rightarrow \gcd(a,b) = \gcd(b,r)

余りが0になったら、そのときの割る数がGCD!

📝 : GCD(78, 30) を求める

78=30×2+1878 = 30 \times 2 + 18
30=18×1+1230 = 18 \times 1 + 12
18=12×1+618 = 12 \times 1 + 6
12=6×2+012 = 6 \times 2 + 0

余りが0になった → GCD = 6

4. 約数の個数と総和

素因数分解さえできれば、約数の個数は一瞬で出せる!

🔑 約数の個数の公式

素因数分解の各指数に1を足してかけるだけ:

(e1+1)(e2+1)(ek+1)(e_1+1)(e_2+1) \cdots (e_k+1)

📝 : 360=23×32×51360 = 2^3 \times 3^2 \times 5^1 の約数の個数
(3+1)(2+1)(1+1)=24(3+1)(2+1)(1+1) = 24

5. 不定方程式とn進法

🔑 1次不定方程式

ax+by=gcd(a,b)ax + by = \gcd(a,b)

整数解が存在する条件: gcd(a,b) が右辺を割り切ること。
1つ解を見つけたら、一般解は簡単に出せる!

🔑 n進法

普段使ってるのは10進法。コンピュータは2進法を使ってる。
各桁をnk倍して足せば10進法に変換できる!

101(2)=1×22+0×21+1×20=5101_{(2)} = 1 \times 2^2 + 0 \times 2^1 + 1 \times 2^0 = 5

✏️ 整数の性質 演習問題(10問)

Q1.36と48の最大公約数は?

Q2.12と18の最小公倍数は?

Q3.91を素因数分解せよ。

Q4.ユークリッドの互除法で GCD(78, 30) を求めよ。

Q5.17は何数?

Q6.整数aを5で割ると余りは0, 1, 2, 3, 4のどれか。a² を5で割った余りとしてあり得ないのは?

Q7.1次不定方程式 3x + 5y = 1 の整数解の1つは?

Q8.360の正の約数の個数は?

360=23×32×5360 = 2^3 \times 3^2 \times 5

Q9.n進法の「101(2)」を10進法で表すと?

Q10.互いに素とは?

広告スペース (336×250)