📐 高校数学マスター演習

数学C 公式集

1. 複素数平面

複素数を平面上の点として扱う単元だよ!横軸が実部、縦軸が虚部で、数を「位置」として見るのがコツ。イメージで覚えよう!

📝 複素数の絶対値

複素数 z=a+biz = a + bi の絶対値は、原点(0, 0)からその点までの距離のことだよ!ピタゴラスの定理そのままだね。

z=a+bi=a2+b2|z| = |a + bi| = \sqrt{a^2 + b^2}

💡 たとえば z=3+4iz = 3 + 4i なら z=9+16=5|z| = \sqrt{9 + 16} = 5。3:4:5 の直角三角形だね!

📝 極形式

複素数を「原点からの距離 rr」と「角度 θ\theta」で表す方法だよ。掛け算・割り算がめちゃくちゃラクになるのがメリット!

z=r(cosθ+isinθ)z = r(\cos\theta + i\sin\theta)

💡 r=zr = |z|(絶対値)、θ=arg(z)\theta = \arg(z)(偏角)だよ。「どれだけ遠いか」と「どの方向か」のセットで表すイメージ!

⚡ 積と商の極形式

ここがポイント!掛け算は「距離をかけて、角度を足す」。割り算は「距離を割って、角度を引く」。これだけ覚えればOKだよ!

z1z2=r1r2{cos(θ1+θ2)+isin(θ1+θ2)}z_1 z_2 = r_1 r_2 \bigl\{\cos(\theta_1 + \theta_2) + i\sin(\theta_1 + \theta_2)\bigr\}
z1z2=r1r2{cos(θ1θ2)+isin(θ1θ2)}\frac{z_1}{z_2} = \frac{r_1}{r_2} \bigl\{\cos(\theta_1 - \theta_2) + i\sin(\theta_1 - \theta_2)\bigr\}

🔑 たとえば絶対値2で角度30°の複素数と、絶対値3で角度60°の複素数をかけると → 絶対値6、角度90°になるよ!

⚡ ド・モアブルの定理

極形式を n 乗するとき、角度も n 倍になるという超便利な定理だよ!

(cosθ+isinθ)n=cosnθ+isinnθ(\cos\theta + i\sin\theta)^n = \cos n\theta + i\sin n\theta

💡 たとえば (cos30°+isin30°)3=cos90°+isin90°=i(\cos 30° + i\sin 30°)^3 = \cos 90° + i\sin 90° = i だよ。n乗根を求めるときにも大活躍!

📝 n乗根

zn=wz^n = w を満たす z は全部で n 個あるよ。w=R(cosϕ+isinϕ)w = R(\cos\phi + i\sin\phi) としたとき:

z=Rn(cosϕ+2kπn+isinϕ+2kπn)(k=0,1,,n1)z = \sqrt[n]{R}\left(\cos\frac{\phi + 2k\pi}{n} + i\sin\frac{\phi + 2k\pi}{n}\right) \quad (k = 0, 1, \ldots, n-1)

🔑 n個の解は複素数平面上で正 n 角形の頂点に並ぶよ!たとえば z3=1z^3 = 1 の解は正三角形の頂点の位置にくるんだ。

⚡ 回転

zz を原点中心に角度 α\alpha だけ回すには、(cosα+isinα)(\cos\alpha + i\sin\alpha) をかけるだけ!

w=z(cosα+isinα)w = z(\cos\alpha + i\sin\alpha)

💡 「複素数をかける=回転+拡大」と覚えよう!絶対値1の複素数をかければ純粋な回転になるよ。

📝 複素数平面上の図形

円や垂直二等分線も複素数で書けるよ!

zα=r(中心 α, 半径 r の円)|z - \alpha| = r \quad \text{(中心 } \alpha\text{, 半径 } r \text{ の円)}
zα=zβ(線分 αβ の垂直二等分線)|z - \alpha| = |z - \beta| \quad \text{(線分 } \alpha\beta \text{ の垂直二等分線)}

💡 zα=r|z - \alpha| = r は「z から α\alpha までの距離が r」という意味。xy座標の円の方程式 (xa)2+(yb)2=r2(x-a)^2 + (y-b)^2 = r^2 と同じことだよ!

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2. 式と曲線

楕円・双曲線・放物線といった二次曲線を方程式で表す単元だよ!それぞれの形の特徴をイメージで覚えよう!

📝 楕円

つぶれた円のことだよ!横方向の半径が aa、縦方向の半径が bba>b>0a > b > 0)。

x2a2+y2b2=1\frac{x^2}{a^2} + \frac{y^2}{b^2} = 1
c2=a2b2c^2 = a^2 - b^2

💡 焦点は (±c,0)(\pm c, 0) にあるよ。楕円上のどの点からも「2つの焦点までの距離の合計」が一定(= 2a2a)なのが楕円の定義!画びょう2本と糸で楕円が描けるのはこれが理由だよ。

📝 双曲線

2つの曲線が左右に開いた形だよ。楕円の式の「+」が「-」に変わるだけ!

x2a2y2b2=1\frac{x^2}{a^2} - \frac{y^2}{b^2} = 1
c2=a2+b2c^2 = a^2 + b^2
漸近線: y=±bax\text{漸近線: } y = \pm\frac{b}{a}x

🔑 ここがポイント!楕円は c2=a2b2c^2 = a^2 - b^2(引き算)だけど、双曲線は c2=a2+b2c^2 = a^2 + b^2(足し算)だよ。セットで覚えよう!漸近線は曲線がどんどん近づいていく直線のことだよ。

📝 放物線

おなじみの放物線!焦点 (p,0)(p, 0) と準線 x=px = -p から等距離にある点の集まりだよ。

y2=4pxy^2 = 4px

💡 p>0p > 0 なら右向き、p<0p < 0 なら左向きに開くよ。パラボラアンテナの形はまさにこれ!焦点に電波が集まる性質を利用してるんだ。

⚡ 二次曲線の接線公式

曲線上の点 (x0,y0)(x_0, y_0) での接線は、元の式の x2x^2x0xx_0 x に、y2y^2y0yy_0 y に置き換えるだけ!

楕円: x0xa2+y0yb2=1\text{楕円: } \frac{x_0 x}{a^2} + \frac{y_0 y}{b^2} = 1
双曲線: x0xa2y0yb2=1\text{双曲線: } \frac{x_0 x}{a^2} - \frac{y_0 y}{b^2} = 1
放物線: y0y=2p(x+x0)\text{放物線: } y_0 y = 2p(x + x_0)

🔑 ここがポイント!この置き換えルールは「接線の公式」として丸暗記しちゃおう。微分しなくても接線が出せるからめっちゃ便利だよ!

📝 媒介変数表示

x と y を別々にパラメータ t の式で表す方法だよ。積分で面積を求めるときに大活躍!

ext{楕円: } egin{cases} x = acos t \ y = bsin t end{cases}
ext{双曲線: } egin{cases} x = acosh t \ y = bsinh t end{cases} quad ext{または} quad egin{cases} x = dfrac{a}{cos t} \ y = b an t end{cases}
ext{サイクロイド: } egin{cases} x = a(t - sin t) \ y = a(1 - cos t) end{cases}

💡 楕円の媒介変数表示は、円の (cost,sint)(\cos t, \sin t) を横に a 倍、縦に b 倍に引き伸ばしたイメージだよ!サイクロイドは円を転がしたときに円周上の点が描く軌跡だよ。

📝 極座標

普通の xy 座標(直交座標)の代わりに、「原点からの距離 rr」と「角度 θ\theta」で点の位置を表すよ!

x=rcosθ,y=rsinθx = r\cos\theta, \quad y = r\sin\theta
r=x2+y2,tanθ=yxr = \sqrt{x^2 + y^2}, \quad \tan\theta = \frac{y}{x}

💡 直交座標 → 極座標、極座標 → 直交座標の変換はよく出るよ。上の2つの式をセットで覚えよう!

⚡ 極方程式の面積

極座標で表された曲線の面積は、おうぎ形の面積を足し合わせるイメージだよ!

S=12αβr2dθS = \frac{1}{2}\int_{\alpha}^{\beta} r^2 \, d\theta

🔑 微小なおうぎ形の面積 12r2dθ\frac{1}{2}r^2 d\theta を積分で全部足すイメージ!12\frac{1}{2} を忘れがちだから注意だよ。

📝 離心率

二次曲線の「形」を1つの数値で分類できるのが離心率 ee だよ!

e=cae = \frac{c}{a}

0<e<10 < e < 1:楕円、e=1e = 1:放物線、e>1e > 1:双曲線

💡 e が 0 に近いほど円に近い楕円、e = 1 でちょうど放物線、e が1を超えると双曲線になるよ。e の値で曲線の「開き具合」がわかるんだ!

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3. ベクトル

数学Cのベクトルは空間(3次元)が中心だよ!平面ベクトルの考え方がそのまま使えるから、怖がらなくて大丈夫!

📝 成分表示と大きさ

空間ベクトル a=(a1,a2,a3)\vec{a} = (a_1, a_2, a_3) の大きさ(長さ)はピタゴラスの定理の3D版だよ!

a=a12+a22+a32|\vec{a}| = \sqrt{a_1^2 + a_2^2 + a_3^2}

💡 たとえば a=(1,2,2)\vec{a} = (1, 2, 2) なら a=1+4+4=3|\vec{a}| = \sqrt{1+4+4} = 3 だよ。平面のときは成分が2つだったのが3つに増えただけ!

⚡ 内積

2つのベクトルの「仲の良さ」を数値で表すのが内積だよ。計算方法は2通りある!

ab=abcosθ\vec{a} \cdot \vec{b} = |\vec{a}||\vec{b}|\cos\theta
ab=a1b1+a2b2+a3b3\vec{a} \cdot \vec{b} = a_1 b_1 + a_2 b_2 + a_3 b_3

🔑 ここがポイント!角度を使う定義式と、成分をかけて足す計算式の2つは同じ値になるよ。角度を求めたいときは両方を等号で結んで cosθ\cos\theta を出すのが定番パターン!

🔑 直交条件

2つのベクトルが垂直(直角)かどうかは内積で一発でわかるよ!

ab    ab=0\vec{a} \perp \vec{b} \iff \vec{a} \cdot \vec{b} = 0

💡 cos90°=0\cos 90° = 0 だから内積が0になるんだね。「垂直を示せ」と言われたら内積を計算して0になることを示せばOK!

⚡ 外積(3次元)

2つのベクトルの両方に垂直なベクトルを求める演算だよ。内積と違って結果はベクトル(向きと大きさを持つ)になるのがポイント!

ec{a} imes ec{b} = egin{vmatrix} ec{e_1} & ec{e_2} & ec{e_3} \ a_1 & a_2 & a_3 \ b_1 & b_2 & b_3 end{vmatrix}
a×b=(a2b3a3b2,  a3b1a1b3,  a1b2a2b1)\vec{a} \times \vec{b} = (a_2 b_3 - a_3 b_2,\; a_3 b_1 - a_1 b_3,\; a_1 b_2 - a_2 b_1)
a×b=absinθ|\vec{a} \times \vec{b}| = |\vec{a}||\vec{b}|\sin\theta

🔑 外積の大きさ a×b|\vec{a} \times \vec{b}| は、2つのベクトルが作る平行四辺形の面積に等しいよ!三角形の面積はその半分。法線ベクトルを求めるときにも使えるよ。

📝 位置ベクトル(内分・外分・重心)

2点 A(a)A(\vec{a}), B(b)B(\vec{b}) を結ぶ線分上の点を求める公式だよ!

内分点(m:n): p=na+mbm+n\text{内分点(} m:n \text{): } \vec{p} = \frac{n\vec{a} + m\vec{b}}{m + n}
外分点(m:n): p=na+mbmn\text{外分点(} m:n \text{): } \vec{p} = \frac{-n\vec{a} + m\vec{b}}{m - n}
重心: g=a+b+c3\text{重心: } \vec{g} = \frac{\vec{a} + \vec{b} + \vec{c}}{3}

💡 内分の公式は「相手の比率を自分にかける」と覚えよう!m:n で内分なら、A には n を、B には m をかけるよ。重心は3点の平均だね。

📝 直線のベクトル方程式

A(a)A(\vec{a}) を通って方向ベクトル d\vec{d} に平行な直線は、t を動かすと直線上の全ての点が得られるよ!

p=a+td(t は実数)\vec{p} = \vec{a} + t\vec{d} \quad (t \text{ は実数})

💡 「出発点 + t × 進む方向」というイメージだよ。t = 0 のとき点 A にいて、t を変えると直線上を移動するんだ!

📝 平面の方程式

法線ベクトル n=(a,b,c)\vec{n} = (a, b, c) に垂直な平面の方程式だよ。

ax+by+cz=dax + by + cz = d

🔑 x, y, z の係数がそのまま法線ベクトルの成分になってるよ!たとえば 2x+3y+z=52x + 3y + z = 5 なら法線ベクトルは (2,3,1)(2, 3, 1) だよ。

⚡ 点と平面の距離

(x0,y0,z0)(x_0, y_0, z_0) から平面 ax+by+cz=dax + by + cz = d までの最短距離だよ。数学IIの「点と直線の距離」の3D版!

D=ax0+by0+cz0da2+b2+c2D = \frac{|ax_0 + by_0 + cz_0 - d|}{\sqrt{a^2 + b^2 + c^2}}

💡 分子に点の座標を代入して絶対値、分母は法線ベクトルの大きさ。2Dの公式 ax0+by0+ca2+b2\frac{|ax_0+by_0+c|}{\sqrt{a^2+b^2}} と形がそっくりだから、覚えやすいよ!

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